財政再建 financial reconstruction 2005 1 5

 アメリカと日本では、財政再建の意味が違うと思います。
アメリカは、市場の圧力によって、財政再建をしなければなりませんが、
日本は、少子高齢化によって、財政再建をしなければなりません。
 アメリカは、外国資金の流入によって、
アメリカ国債が買い支えられているという事情があります。
日本は、今のところ、国内で、国債の消化ができています。
 それでも、日本は、財政再建が必要となってきたのです。
その原因は、少子化です。
少子化は、すなわち税収の減少を意味します。
要するに、日本においては、人口減少(少子化)が、
財政再建をしなければならない最大の理由です。
 日本の場合は、人口が増加していれば、
それほど、財政再建を気にする必要はなかったと思います。
極端なことを言えば、人口が増加している限り、
日本は、いくらでも借金ができたとも言えます。
 しかし、残念ながら、
もうすぐ、日本は、人口減少時代を迎えます。
こうなると、借金は、つらくなります。
 これは、本当に残念なことです。
日本の場合は、人口が増えている限り、いくらでも借金ができたのです。
つまり、積極財政で、21世紀の日本を建設できたのです。
21世紀前半は、日本の一人勝ちが、あり得たのです。









































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